地御前かきまつり（2023年は中止）Jigozen Oyster festival Jigozen Oyster festival

広島が誇る冬の味覚、地御前かきを堪能できる

広島の特産品といえば真っ先に名前があがるのが、冬の味覚、牡蠣。殻付き牡蠣をそのまま網でじゅーっと焼いたときの、じわっとあふれる海の香りやプリプリの牡蠣の身は、最高ですよね。

牡蠣といえば宮島、と思う方も多いかもしれませんが、瀬戸内海沿岸をドライブすれば分かる通り、宮島と廿日市の海ぞいの間には牡蠣いかだが一杯。島そのものが信仰の対象とされていた宮島の真ん前、「御前」にある土地という名前を持つ地御前。牡蠣筏から降ろされた牡蠣は、宮島対岸の地御前や大野に運ばれてくるのです。

味が濃くぽってりとした乳白色の身が美しい広島の地御前牡蠣は、築地でもブランド牡蠣として全国の料理人から買付されている牡蠣です。広島の西湾岸には、瀬戸内海らしいおだやかな波の海に、廿日市吉和を源流とし広島を貫くように流れる太田川や山口県かの小瀬川や、原生林の残る廿日市や宮島の山からの清流が注ぎ込み、牡蠣の養殖に最適な環境をつくっています。

地御前牡蠣まつりでは、無料の試食コーナーや殻付き牡蠣の焼き牡蠣、牡蠣フライなど、地御前牡蠣を手軽に楽しめるイベントとして人気の牡蠣祭り。各種特産品の販売も行われます。広島県内外から環境客や地元の人など多くの人で賑わいます。直売コーナーでは袋いっぱいの殻付き牡蠣をお手頃な価格で買えるので、行列ができるほど。直送コーナーからは、旬の味覚を家族や知人に送ることができます。

とても人気のイベントなので、牡蠣がはやくになくなってしまうことがあるため、早めのおでかけをおすすめします。