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自然・キャンプ

羅漢山Mt. Rakan Mt. Rakan

2億3千年前の奇石がゴロゴロ 白い帽子が目印の羅漢山

 

頂上に白くて小さな丸い帽子をのっけた、標高1109mの羅漢山。廿日市市と山口県岩国市の県境にある山で、丸いお帽子は、実は気象観測ドーム。アメダスなどの観測を行う施設です。

頂上から見るパノラマは、360度。広島のシンボルでもある瀬戸内海や、西中国山地の山々まで見渡すことができます。キャンプ場の方から登る中国自然遊歩道は整備されて歩きやすいので、家族での登山にもおすすめです。トレッキングでもも、高山の美しい花々と珍しい岩が道中を飽きさせない、楽しいルートです。

秋の紅葉やパノラマ展望など見どころはつきない羅漢山ですが、岩石好き(イシラー)には見逃せない、興味深い岩が多く見られるところでもあります。羅漢山は熱変性かんらん岩の、蛇紋岩という石でできており、なんと23000年前にできた地層。侵食により表面に出てきた形ですが、かんらん岩は地球の内部を構成するマントルの地質でもあることから、大変めずらしい石。頂上の大きな蛇紋岩は磁鉄鉱といい、コンパスを大きく狂わせると言われているので、登山の時にはぜひコンパスを持参して、試してみてくださいね。

その他にも周辺の登山ルートには仏岩や竜岩、狐ヶ城などの奇石が点在。まるで仏の像のように見える独特の岩の形状から、羅漢様として信仰を集めるようになったとも言われており、宮島・弥山の巨岩と同じく、廿日市のパワースポットとなっています。

比較的登りやすいルートがあることから、家族連れも多い羅漢山。アメダスのパラボラアンテナがあったり、珍しい石があったりする羅漢山は、夏の科学研究にぴったりかもしれませんよ。どうぞ家族での休日のおでかけにも、仲間同士とちょっと汗を流したいときにも、羅漢山に訪れてみてくださいね。