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説教源氏節人形芝居Sekyogenjibushi-ningyoshibai (Puppet Play) Sekyogenjibushi-ningyoshibai (Puppet Play)

眺楽座_04

日本で唯一、江戸時代の説教源氏節を伝承する眺楽座

 

説教源氏節とは、天保の終わりの頃(1830年~1844年)に始められた、浄瑠璃をもととした音楽語りものの一種です。

哀切な語り口で、明治には名古屋を中心として興隆しましたが、時とともに姿を消し、現在では日本で唯一、廿日市市原の「眺楽座」(ちょうらくざ)だけがその芸術を伝承しています。

地元では「でこ(人形のこと)芝居」と呼ばれているこの説教源氏節。

独特の語り口と三味線や太鼓などに合わせ、人形を操るというこの民俗芸能は、広島県の無形民俗文化財に指定されており、その功績から、平成12年10月には文化財保護功労者として文部大臣賞も受賞。鑑賞芸術として各方面から高い評価を受けています。

人形操作や「八反返し(はったんがえし)」と呼ばれる舞台転換など、「でこ」の動きや舞台に目を奪われる眺楽座の公演。廿日市文化ホール さくらぴあなどで上演される時には、どのように人形を操るのかなど舞台裏も見ることができますよ。

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