神社・仏閣Shrines & Temples
廿日市天満宮Hatsukaichi-tenmangu Shrine Hatsukaichi-tenmangu Shrine
宮島と廿日市のまちをのぞむ 勉学の神様 廿日市天満宮
廿日市中央の篠尾山に鎮座し、廿日市のまちから港、瀬戸内海、そして宮島まで見渡せる神社です。勉学の神として、多くの参詣客で賑わい、秋祭りのみこし行列がよく知られています。
鎌倉時代の承久2年(1220年)、厳島神社の神主として幕府より任命された藤原親実公は、廿日市に桜尾城を築城。その後この山に神社を建立したそうです。
また、この時代は廿日市の発展の時代でもありました。鎌倉時代2度に渡る火災で社殿を消失してしまった厳島神社の再建のため、藤原親実公は鎌倉から多くの大工、小工、桧皮師、瓦師、鍛冶鋳物師などの技術者を呼び集めました。技師たちは厳島神社の対岸であるこの地に住み着き、その子孫も永住、まちが栄えていったと言われています。
廿日市天満宮の主祭神は、学問の神さま 菅原道真公。
そのため地域のひとたちは、受験や大切な試験の前にこの天満宮へ足をはこびます。また、景色が良く、パワースポットの千年楠もすぐとなりにあることもあり、御朱印帳巡りの参拝客も多く訪れる観光名所ともなっています。
境内の50本の梅の木が満開となる、2月の梅の季節の参拝もおすすめですよ。