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神社・仏閣Shrines & Temples

津和野藩御船屋敷跡Tsuwanohan-ofunayashiki-ato Tsuwanohan-ofunayashiki-ato

移動前の碑

2500坪 津和野藩の巨大船屋敷跡

 

宮島・厳島神領の中心として君臨したお城・桜尾城址。

お城の西側には、約2,500坪、23隻の軍用船・関船が停泊することができる、津和野藩の大きな船屋敷がありました。津和野藩が参勤交代を行う時や物資を輸送する時は、津和野街道を東上して廿日市に宿泊、この船屋敷から海路を経て現在の兵庫県に上陸して都に向かうというルートを使っていたそうです。

寛永7年(1630)に設けられた津和野藩御船屋敷。残念ながら現在は、稲生社と蓮教寺境内に移植されたソテツと石碑だけが当時の船屋敷をしのぶのみで、当時から廿日市が、瀬戸内海を目の前にのぞむ物流や人流の大切な中継地であったことがわかるでしょう。

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