神社・仏閣Shrines & Temples
湯舟の滝Yubunenotaki Falls Yubunenotaki Falls
Information
所在地 | 日本、〒739-0488 広島県廿日市市大野2645−4 |
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厳島神社ゆかりの湯舟の滝は、癒やされる観光地
一枚岩でできた高さおよそ20メートルの美しい滝、湯舟の滝。
夏のお出かけや散策にぴったりの観光地として知られてますが、実は宮島・厳島神社にゆかりがある伝説の滝。宮島・厳島神社に祀られている3人の女神、宗像三女神のひとり、市杵島姫(いちきしまひめ)が厳島神社に鎮座する前に、水浴びに寄った滝なのだとか。市杵島姫が旅の汗を流したという滝上部の「湯舟のつぼ」。
厳島神社に神様が鎮座するより前の古い古い伝説が、廿日市・大野に残っているなんて、驚きですね。
また、大竹側にある「ちきり池神社」も、この伝説に由来しています。2歳になる乳飲み子を背負って登っていた市杵島姫、あまりのきつさに、大竹市木野町辺りで機織りに使う「ちきり」という縦糸を巻く道具を捨てたのだとか。現在大竹にある西国街道「苦の坂」麓にある「ちきり池神社」は、その伝説に由来、池を埋めてお宮を建てたのだとか。
その後松ヶ原から海辺の「ヒノアミ」という入り江で焚火をしながら夜を明かした姫。翌朝は厳島の御床浦で厳島神社の最初の神官である佐伯鞍職(さえきくらもと)に迎えられて、厳島神社に鎮座したそうです。